卒業生インタビューvol.9  “自分には何もない”と感じた私が、宅録で取り戻した自信

               

シリーズでお届けしている「宅録ナレーター講座卒業生に聞いてみた!」

卒業後に宅録の世界で活躍している卒業生にインタビュー!

講座を受けたきっかけや、その後の気持ちの変化などを伺っています。
今回は、宅録ナレーターとして活動する季世さんです。
現在マレーシア在住の季世さんに宅録との出会いや受講後の心の変化を伺いました。

季世さんインスタグラム

【味わった“自分には何もない”という喪失感】

Q:これまでどんな活動をしてきたか教えてください。

元々、地元の愛知県でケーブルテレビのアナウンサーとして働いていました。
退社後はMC事務所に入り、司会やリポーターの仕事などをしていました。10年ほど声の仕事をしてきましたが、産休を機に仕事から離れることになり、その時は「もう十分やったし、これからは家族のために生きよう」と思っていました。

その後二人目の子どもが生まれ、まだ下の子が0歳時だった頃に夫のシンガポールへの転勤が決まり家族で行くことになったんです。でも、下の子に病気があり手術が必要で、日本に一時帰国をしながら海外と行ったり来たりの生活でバタバタしていました。

当時は自分の仕事どころではなく、完全に仕事からは身を引いている状態でした。
その時に感じたのが「ああ、自分には何もないな」という喪失感。
そんな気持ちを感じて「私は仕事をして名乗れる肩書きがあった方が精神的に安定するタイプなのかもしれないな」と思いました。

【コロナ禍で再び感じた喪失感。その時に知った宅録】

夫の海外勤務を終え日本に帰国した後は、パソコンの勉強をしたり、資格を取ったり自分にできることをしていましたね。司会の仕事にも少しずつ復帰していきました。しかし、また壁にぶち当たる出来事が起こりました。それが、コロナ禍でした。

司会の仕事はすべてなくなり「自分が今までやってきたことがゼロになる」という恐怖を味わいました。その時に、何か司会以外のことで自分にやれることはないだろうかと模索している中で知ったのが、宅録でした。

【家族も自分の仕事も大切にしたい。その思いで宅録の道へ】

Q:宅録の道に踏み出したのは何かきっかけがありましたか?

宅録を知り気になっていたものの、なかなか余裕がなく一年くらいは実際に宅録に向けた行動を起こすに至りませんでした。

動き出す大きなきっかけになったのは、「家族と一緒に過ごす時間をもっと大事にしたい」という自分の思いでした。コロナが落ち着いてきて司会の仕事も増えてきていたのですが、司会の仕事は土日が中心になり、どうしても家族みんなで過ごす時間が取りづらくなります。ママが週末にいないことで子どもが寂しい気持ちを抱えていることも分かっていたので、「平日子どもが学校に行っている時に働ける仕事をしたい」と思うようになりました。家族も自分の仕事も大切にできる働き方を本気で考えた時に、宅録の道に進もうと決心しました。

【どんな時も寄り添ってくれたサポート】

実際に受講してみていかがでしたか?

もよ先生がとにかく丁寧にサポートしてくださり、本当に支えられました。テキストもスモールステップで分かりやすくとても楽しく学ばせていただきました。

一番印象に残っていることは、実際のお仕事でのクライアント対応で困った時に、とても親身になって一緒に考えくれて、寄り添ってくださったことです。宅録のスキルを学べたのはもちろんのこと、もよ先生の親身なサポートがあったからこそ今の私があると思います。

【企業CMやVPなどを中心に担当。過去の出会いが繋がった経験も】

Q:今は具体的にどんな声のお仕事をされていますか?

現在は、企業CMやVPなどを中心にナレーションのお仕事をしています。宅録を始めてから、「これまでやってきたことが無駄ではなかったんだ」と思う出来事がありました

以前、司会の仕事でお世話になった会社がナレーション部門を立ち上げていて、担当の方が一緒にお仕事をさせていただいたことがあった方だったんです。私が司会をしていたことを覚えてくださっていて、今度はナレーションでもご縁が繋がるようになりました。何度も「私には何もない」「これまでやってきたことがゼロになる」という感情を味わいましたが、自分が諦めさえしなければ再び繋がるご縁もあるのだなととても嬉しかったです。

【自分に限界を作らなくていい。自宅にいながら広がっていく世界】

Q:講座を通してどんな変化があったと思いますか?

ナレーションを通してこれまで知らなかった分野や仕事を知る機会も多く、自宅にいながら自分の世界が広がっていく感覚があります。また、クライアントさんのご希望で新たな声のトーンに挑戦することもあり、宅録を始めてから「自分に限界を作らなくていいんだな」というマインドに変わっていきましたね。

そして、「宅録ナレーター」という肩書きができたことで自信にも繋がっています。
これからは海外案件もやってみたいし、これまではやったことがなかったキャラクターボイスにも挑戦してみたいです。