卒業生にインタビュー

vol.8 50代での再チャレンジ!16年のブランクから掴んだ宅録ナレーターの道

卒業生インタビューvol.8  50代での再チャレンジ!16年のブランクから掴んだ宅録ナレーターの道

                     

「宅録ナレーター講座卒業生に聞いてみた!」

講座を受けたきっかけや、その後の変化などを伺いシリーズでお届けします。

今回は、声の仕事にブランクがありながらも一念発起して宅録に挑戦した木葉由美子さん。宅録を始めようと決意した想いや現在のお仕事についてなどを伺いました。

木葉由美子さんHP

 

面接に落ちて声の道に進むことを決意

Q:宅録ナレーター講座の受講のきっかけは?

前職を退職することになり「自分にできることって何だろう」と考えた時に出てきたのが「声の仕事」だったんですね。20代はCAをしていて、その後はブライダルMCやラジオの仕事をした後、出産や育児を経て音楽療法の施設でも働いていました。

でも、もう16年も声の仕事からはブランクがありましたし、年齢も50代になっていたので「声の仕事に戻る」という自信がありませんでした。なので、求人を探して声の仕事とは関係のないところに面接に行きました。すると、そこが落ちてしまったんです。

その時に「やっぱり声の仕事だ」と覚悟が決まった感じでしたね。

「この人なら信用できる」その直感が受講を後押し

Q:Hope voiceを受講した決め手は何でしたか?

Hope voiceは、最初にLINEに登録して配信される無料のプチ講座を読んでいました。他にも宅録ナレーターの講座があったり、宅録の情報発信をされている方がいたのですが、Hope voiceは宅録ができるようになるまでの細かい道のりが丁寧に分かりやすく書かれていたのが印象的でした。

講座を受けるとなると進め方や先生との考え方が自分と合うのかがとても大事になってくると思っていたので、もよ先生のブログやインタビュー動画などをたくさん見ました。その中でもよ先生のお人柄や宅録講座への想いが伝わってきて「この人なら信用できる」と思えたことが受講の決め手になりましたね。

強みを見つけてもらえたことで抜けられたコンフォートゾーン

Q:実際に受講してみていかがでしたか?

もよ先生にたくさん背中を押していただいて、コンフォートゾーンを抜けた感覚がありますね。ボイスサンプル作成時、最初はちょっと無理をして声を出していた感覚があったのですが、もよ先生から「もっと地声に近いトーンで収録してみると良いかも!」と言っていただいて地声で録ってみたら「すごくいいよ!」と言っていただいて視界が開けましたね。そこからボイスサンプルを作るのがとても楽しくなりました。

あとは、私は元CAで英語は一応話せるのですが、英語に関してもブランクがあったので「ナレーションで私の英語が使い物になるのかな」と自信がなかったんです。でも、もよ先生が「大きな強みですよ」と言ってくださって、英語のボイスサンプルも作りました。もよ先生とのマンツーマンの丁寧なやりとりがあったから進むことができたので、やっぱり独学でやっていたらここまで辿り着けなかったと思います。

世界的有名ブランドのナレーションも!最近のお仕事内容

Q今は具体的にどんなお仕事をされていますか?

最近は、eラーニングやセミナーの案件をお受けすることが多いです。また、海外のプラットフォームにも登録してお仕事をしています。その中で担当した、世界的有名ブランドの英語ナレーションの仕事が特に印象に残っています。完成動画を見た時、自分の声が世界中に流れていることを実感し感無量でした。

そして、もう一つ心に残っているお仕事が長編小説の朗読です。作品を通して、全身全霊で執筆された情景がひしひしと伝わり、「私の声で作品の価値が決まる」という責任とやりがいを感じました。また、宅録を始めてから「かつてCAとして自分がお世話になった企業にも声で貢献したい」という夢もできました。

自分らしく新たなステージを生きている充足感

Q:講座を通してどんな変化があったと思いますか?

「とにかく何でも挑戦してみる!」というマインドに変わりましたね。宅録を始めてから繋がる人も、自分の考え方も大きく変化したことを実感しています。新しいことにどんどんチャレンジできるようになったので、講座後も自分が興味のある学びにどんどん飛び込んでいます。ちょうど先月からも新たな学びを始めたところで、日々ナレーションスキルの向上に励んでいます。

また、今は自分の名前を看板に掲げ、自分の判断で仕事をしているというこれまでとは全く違うステージに身を置いていることを実感しています。「自分」という人間の確かなアイデンティティを感じながら新たなステージを心から楽しんでいます。