卒業生にインタビュー

vol.1 声優養成所に通ったけれど声の仕事は私には無理!そんな彼女が才能開花!ココナラ ランク1位実績へ

卒業生インタビューvol.1
「宅録ナレーター講座に出会って感じた“人生の光”」

新企画「宅録ナレーター講座卒業生に聞いてみた!」が始まります。
卒業後に宅録の世界で活躍している卒業生にインタビュー!講座を受けたきっかけや、その後の気持ちの変化などを伺いシリーズでお届けします。

記念すべき第1回目は、宅録声優・ナレーターとして活動する日和みか子さん!
ココナラでは常に上位にランクインしている日和さん。宅録との出会いや受講後の心の変化などをお話してくれました。

日和みか子HP  https://hiyori-mikako.studio.site

【“やっぱり諦められない” 原動力になった思い】

Q:宅録ナレーター講座の受講のきっかけは?

「声の仕事がしたいという夢を諦められなかった」という気持ちからですね。

私は小さい頃から物語の文章を声に出して読むことや役になりきってセリフを読むことが大好きでした。映画やアニメをよく見ていて、将来の夢は声優などの声の仕事をすることでした。その夢を叶えるべく、高校は演劇部に入り仲間と切磋琢磨してきました。

大学に進み、その後社会人になってからも夢がずっと心にあり、働きながら声優・ナレーター養成所に2年間通いました。養成所では、朗読、アニメのアフレコや外画の吹き替えなど多岐に渡る声の表現方法や技術を学びました。色々なことを吸収することができたのですが、一方で、常に周りと比べられたり評価がつけられりすることで、どんどん自分に自信がなくなっていってしまったんです。

「このままでは、大好きな表現の世界が嫌いになってしまいそう…」そんな風に感じて、養成所を卒業後は声の活動からは遠ざかっていました。

その後しばらくは、自分の気持ちを落ち着けることに時間を使いました。その時間の中で「自分がこれからやってみたいこと」を思いつく限りノートに書きだしてみたんです。その中のひとつにあったのが、やっぱり「声の表現をしたい」ということでした。

自信をなくして遠ざけていたけれど、強く声の表現をしたいと思っている自分に気づきました。そんな時にネット検索で宅録ナレーター講座のことを知り、自宅録音という方法があるのだと知り、視野が広がりました。

「挑戦してもまた自信をなくしてしまうんじゃないか…」という怖い気持ちもありましたが、自分の気持ちに正直にチャレンジしてみることを決めました。

 

【自信を持たせてくれた、伴走型の講座】

Q:宅録ナレーター講座を実際に受講してみていかがでしたか?

とにかく“楽しい!”という気持ちが大きかったです!ボイサンプルを自分で作ることも初めてだったのですが、とにかく楽しくて夢中になりました。講座はスモールステップで進んだので、戸惑うことなく取り組むことができましたね。

また、もよ先生がその都度とても褒めてくださったので「自分にはこんな強みがあるんだ」と感じることができました。私のペースに合わせて寄り添いながら伴走してくださったことがとても心に残っています。

実は講座中、いよいよ案件を受注するという時に、初めての声のお仕事に不安になってしまったんです。「送った音声に満足してもらえないかもしれない…」というネガティブな気持ちが膨らんできてしまって。その時に、もよ先生にメッセージをしたらすぐに返信をくださって「大丈夫だからね、自信をもって大丈夫」と言っていただけて、とても安心することができました。

日和さんの自宅での収録風景

【ナレーションからキャラクターボイスまで幅広く担当】

Q:今はどんな声のお仕事をされていますか?

現在は、幅広い声色を生かしながら、TVCMや企業VP、店内アナウンス、オーディオブック、アニメやゲームのキャラクターボイスなど多岐に渡るジャンルで声を届けています。

ココナラを中心に声優・ナレーター事務所からの依頼などをいただいており、宅録納品実績は500件以上になりました。

 

【講座で得られた宅録スキルと新たな価値観】

Q:講座を通してどんな変化があったと思いますか?

宅録の技術をしっかり学べたことと、あとは気持ちの変化がとても大きかったですね。養成所時代に自己肯定感がかなり下がって、一度は夢を諦めました。でも「宅録」という新たな方法に出会ったことで、「こういう形でも声の仕事ができるんだ!」と希望を持ちました。

また、宅録は自分で時間の調整ができる面もあるので「自分のペースでやっていいんだ」と思えたことも大きかったですね。「自分らしいスタイルで、自分の好きなことを」という私が大切にしたいライフスタイルを実現してくれました。宅録ナレーター講座を受講したことは私の転機であり、人生の光となりました。

                                  取材&ライター 渡辺奈菜